超伝導のための対密度汎関数理論

by 三木瑛奈 物性理論研究室M2
超伝導の密度汎関数理論は従来、超伝導オーダーパラメータの再現が基本となっており、オーダーパラメータの消失する温度が超伝導転移温度であるとしてきました。本研究では「粒子数ゆらぎ」に注目しこれを再現する密度汎関数理論を構築しました。発表では「対密度」、「粒子数ゆらぎ」と「超伝導状態」がどう関係するかを説明し、理論の概略を説明します。