by 森田紳太郎 磁性実験研究室B4
二元合金FeRhは古くから研究されており、結晶構造はCsCl型構造をとり340K付近で反強磁性から強磁性への一次相転移をおこすことが知られている。Fe1-xMnxRhはバンド計算によりx=0.55付近で磁気構造と結晶構造の境界が共存している。この境界付近において大きな体積の飛びを示唆する結果が得られており、先行して研究されている。本研究ではMnの代わりにCoに置換していく事で新たな磁性材料の可能性を探り、磁気的性質を解明していく。
発表内容
- 研究背景
- FeRhの磁性
- 研究目的
- 実験結果
粉末X線解析
磁化測定
Mössbauer効果測定 - まとめ