スピントロニクス

by 小俣恭介, 三木瑛奈, 石川圭佑 物性理論研究室B4
スピントロニクスとは、固体中の電子のもつ電荷だけでなくスピンも利用応用する分野を指す、スピンとエレクトロニクスからの造語である。現在、スピントロニクスの最先端で研究開発されているものの1つにMRAMがある。MRAMは、電子のもつスピンによって起きる”磁気抵抗効果”と“スピン注入磁化反転”という2つの現象を利用したメモリ素子である。本発表ではスピントロニクスの基礎となるスピン流と、”磁気抵抗効果””スピン注入磁化反転”を取り上げ説明する。

発表内容を以下に示します。

  • 背景
  • スピン流について
  • 磁気抵抗効果について
  • スピン注入磁化反転について
  • まとめと展望