時間壁を用いたテラヘルツ波周波数変換における取り出し効率の向上

by 天木 美希(光物性M1)
 テラヘルツ波は次世代高速通信に用いられる領域の光で、応用に向けた制御法開拓が望まれています。その一環として、私は半導体を用いた瞬間的な周波数変換について研究しています。
この変換法には”目的周波数への変換効率が高い”というメリットと、”変換された波が半導体により減衰を受ける”というデメリットがあります。そこで、デメリットの解消を目的に取り組んできました。当日はその結果についてお話します。